2013年8月17日土曜日

新しいblogに

空ガールとblog。2本立ての構成でやってきましたが、どうにも不備を感じるようになったので、空ガールのサイトにwordpressで作ったblogを組み合わせることにしました。

こちらのblogです。このblogには空ガールの記事(空港やエアライン、空旅支度に関する記事)もいっしょに入ってます。wixで作った空ガールのHPが固定ページの増えすぎでちょっと重たくなってきたのでwordpressで作ったblogと組み合わせる方法にしました。空ガールで「エアライン」や「空港」、「空旅支度」というメニューを選ぶと、blogのそのカテゴリーの記事に飛ぶという仕掛けです。

自分が続けやすい形にするのが一番だと思い、決断した次第。新しいblogはもちろん、空ガールのサイトにも足を運んでいただけるとうれしいです。

今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m

2013年8月16日金曜日

歩くバンコク

今年も「歩くバンコク2013〜2014年」(メディアポルタ発行)を購入しました。
創刊は2000年。私が買い始めたのは3号目からかな。
これすべてスキャンしてPDF化しました。
これだけ買い続けていると、さすがに知っているお店が多いです。
今号は「今年は79.6%入れ替え」とうたっていますが、それは昨年比であって、その前やその前の前の号などを見ると、共通のお店はけっこうある。でも、現地在住の人がみっちり取材しているだけあって、情報の質も量も充実していると思います。多分、「歩く〜」シリーズでは一番かと。

一通り目を通して、一番行きたくなったのは「鉄道市場」。洋服を中心に家具や雑貨、スマホ関連のグッズの店が1500店以上も集まっているマーケットです。前から行きたいと思ってましたが、曜日限定だったのよね。ところが、記事を読むと、前に開催されていた場所は借地契約が切れて今年5月に閉鎖になり、郊外の大型ショッピングセンター・シーコンスクエアの近くに移ったとか。地代が安くなったので、お店も増えているようです。

これは行かねば。ああ、早くタイに移りたい。移住熱がますます高くなってきました。

2013年8月9日金曜日

バンコクのサービスアパート

年末にバンコクに行くので、宿泊先を検討中。そうしたら、止まらなくなっちゃった。私は凝り性というか、やりだすと一気に集中してしまうので、ずいぶんとバンコクのサービスアパートに詳しくなった気がします。

いままで利用したことがあるサービスアパートは、
◎ルブアアットステートタワー
◎Vレジデンス
◯ビクトリーレジデンス
エレガンススイーツ
◯センターポイント・シーロム
◯センターポイントペチャブリ
◎グランデ センターポイント スクンビット ターミナル21
シャトードゥバンコク

◎はとっても良かったところ。◯も満足。ルブアアットステートタワーはお高いので(利用したときはキャンペーン価格ですごく安かった)当たり前としても、コスパからいうと、私がオススメだと思うのがVレジデンス。景観は良くないけど、部屋は清潔で広くて快適です。スタッフも◎。

で、いま検討しているのは、計画をしているバンコク移住計画の際の参考になりそうなサービスアパート。バスタブ付き、キッチン付で40平方メートルの広さはほしい。駅から遠かったり、めちゃローカルな場所でもOK、しかも家賃が20000バーツ以下で考えると、意外にないんだな、これが。

いいなと思うとキッチンがなかったり(あっても簡易キッチンでシンクがなかったりする)、これは思うとデイリーでは借りれなかったり。難しいものです。

なので、今回はもう移住とかなんとか関係なく、泊まりたい!と思えるところにしてしまおうかと思います。ココとか。

しかし、生来の引越し好きなので物件情報を見るのは、日本のでもタイのものでも本当に楽しい。バンコクへの移住は私にとっては単なる「引越し」の延長線上にあるんだなと実感しています。




2013年8月3日土曜日

年末旅行のルーティング

昨日は、年末の旅行ルートが決まらないーなんて言ってましたが、今日、いきなり決めちゃいました。

自分では大満足のルート。だって、未体験のエアライン3社に乗れるから。しかも、1つは前からの憧れのエアラインだ!
  1. 羽田-クアラルンプール    エアアジアX
  2. クアラルンプール-バンコク ロイヤル・ヨルダン航空
  3. バンコク-ヤンゴン     ゴールデンミャンマーエア
  4. ヤンゴン-シンガポール   タイガーエア
  5. シンガポール-(台北)-成田  スクート
いかがでしょう。単純往復はしたくない、すべての路線で異なるエアラインを利用したいという条件をクリアしたルートです。

とりわけうれしいのが、前から乗ってみたかったロイヤル・ヨルダン航空の路線を組み込むことができたこと。あの塗装が好きなんです。これ↓

クアラルンプール-バンコク路線は、バンコク-アンマンのおまけ路線なので、チケットが安い。1万円です。なので、1〜5まで全部の費用はトータル8万円以下で済みました。長距離になる往路のエアアジアXと復路のスクートは追加料金で広い席を指定してます。

ゴールデンミャンマーエアに乗れるのも楽しみ。全部で2週間の旅行。ロイヤル・ヨルダン航空を除けば全部LCCなのでつらいかもしれない。でもわくわくの方が大きいです。

年末の旅行

今年の年末、どこへ行こうかまだ決まりません。

最初は、台北までLCCで飛んで、そこからキャセイのビジネスクラスでバンコクやヤンゴンに香港経由で飛ぶルートを考えていたんだけど、成田-台北とバンコク-ヤンゴンの移動のチケットを考えると、けっこう割高になってしまう。
 注)キャセイのチケットを台北で発券すると驚くほど安いです。台北-香港−バンコクの 往復で6万円ぐらい!!

そこで、前々から考えていたすべてをLCCで動く、しかも異なるLCC利用で、単純往復ではないルートを追求することにしました。

でもなあ、これがけっこう難しいの。路線すべて違うLCCというのは難易度がけっこう高い。

で、ようやく考えたのがこれ。
成田−台北-バンコク-ヤンゴン-シンガポール-ソウル-成田

これなら、スクート、エアアジア、ゴールデンミャンマーエア、タイガーエアウェイズ、ジン・エアー、チェジュ航空orイースター航空に乗れる!!

これから時刻的に無理がないかチェックします。

2013年8月1日木曜日

トルコ航空のYクラス・アメニティ

旅行添乗員をしている友人からトルコ航空のアメニティをもらいました。
一つはペンケースタイプ、一つは缶ケース。これは後々別の用途で使えそう。


まるっきりペンケース。でもれっきとしたアメニティキット。アイマスク、耳栓、歯ブラシ、歯磨き、靴下、リップバームの7点が揃ってます。

こっちは缶ペンケースだね。けっこうでかいです。19cn×9cn×3cmの大きさです。こっちも中身は同じ。計7点セット。エコノミークラスでこれだけ配るなんて、さすがいけいけどんどんのエアライン。


この友人は、仕事柄いろいろとエアライングッズが手に入るんですが、いままではけっこう処分していたそう。もったいない!と私が言ってからは、まめに持って帰ってきてくれるようになりました。持つべきものは友よ。

ちなみに今年のトルコはめちゃ暑で、気温39℃なんだとか…。未体験の暑さです。








2013年7月30日火曜日

旅行の記録にぴったり、アプリ「切手カメラ」の日付が変えられるようになりました。

前にこの記事で紹介した「切手カメラ」。うちのダンナさんが作ったiPhoneアプリですが、昨日アップグレードされました。申請から3日、今回は早かったな。


前は、自動的に当日に日付が消印に入ってましたが、今回のアップグレードで、日付を自由に変更できるようになってます。

お求めはココから。85円です。

こんなカンジになります。可愛いと思うんだけど。たくさんの人に使ってもらえるとうれしいです。

ちなみに写真は喜望峰。最南端ではなく、最西南端でありました。風が強くて参りましたが、教科書に出てきたあの喜望峰かあーと思うと感慨しきり。たっくさんの観光客が集まっていたから、みな同じなんだよね。にしても「喜望峰」とは良いネーミングにしたもんだ。

2013年7月28日日曜日

ブルガリアっていいかも

土曜日の朝。フジテレビで放映中の「にじいろジーン」。けっこう好きな番組でして、ほぼ毎週見ています。

何が気に入っているのかというと、「地球まるごと見聞録」のコーナーがあるから。番組キャラクターであるジーンちゃん(いったい何の生き物なんだ?)が、毎週世界の街を巡り、「グルメ」・「文化」・「習慣」などを紹介してくれるというコーナーです。



これが楽しい。はっきりいってそんなに深い内容ではありません。表面的にちゃちゃっと紹介しているだけではあるんだけど、世界には楽しそうな場所、魅力的な場所がたくさんあるんだなと知るにはじゅうぶん。

今週は、ブルガリアの首都ソフィアを取り上げてましたが、食事の美味しそうなこと、値段が安いことにびっくり。ヨーグルトをベースにした料理はトルコ料理にもよく似てます(隣だもんね)。中でも心惹かれたのは、ヨーグルトのフライ。チーズのような食感なのだそう。値段が確か120円。

町もきれいで風情があって、旅行しやすそうな印象を受けました。ダンナさんと「行ってみたいね、ブルガリア」と盛り上がりましたが、果たしていつ実現するのか!? 

旅行系の番組でお気に入りなのは定番ですが「世界ふれあい街歩き」だけど、さらっと見るには「地球まるごと見聞録」も意外にお勧めです。

2013年7月26日金曜日

パスポートに関する面白い事実

Skyscannerに、世界のパスポートに関する面白い記事が出てました。

ざざっと紹介すると--


  • もっとも取得にお金がかかるのはトルコ(£215=約3万8000円)、安く済むのはスワジランド(£2.5=約380円)。
  • ビザなしで行ける国と地域がもっとも多いのはデンマークで169カ国(&地域)
  • イギリスの沖合にあるシーランド公国のパスポートを15万人がネットで取得している。
  • ローマ法王は常に「No.1」のバチカンのパスポートを持っているとか
  • 英国民のパスポートはすべて「the name of her Majesty」として発行されていて(女王陛下の名のもとにってことかな)、エリザベス女王にはパスポートが必要ない。
  • 世界でもっともセキュリティがしっかりしているパスポートは、二次元バーコードにホログラムや透かしまで入っているニカラグアのもの。

ちなみに日本はビザなしで行ける国は165カ国(&地域)で世界第5位。デンマークを含む11カ国が日本より上。前に「日本のパスポートは世界最強」とか言ってるのを聞いたことあるけど、上には上がありました。世界じゃなくてアジア最強なのね。正確に言うと、ビザなし及び到着時に現地でビザ発給を行うアライバルビザでの入国を許可されている国・地域の数です。

ランキングはここに出てますが、1位はデンマーク、2位がスウェーデン、フィランド、ドイツ、3位がイギリス、オランダ、フランス、ベルギー、4位がルクセンブルク、イリア、アメリカ。で、5位には日本のほか、スペイン、ノルウェー、ポルトガル、アイルランド、ニュージーランドが入ります。

アジアでは日本の次に多いのが韓国で、9位。中国は92位。ビザは相互措置なので、中国自体が外国人の入国に制限をかけているんでしょう。

結論。東欧を除くヨーロッパのパスポートは強い!

2013年7月25日木曜日

エアアジアジャパンがピーチを看板にする?

タイトルのような報道がありました。ダイヤモンドオンラインの「LCCの株主を悩ませるジェットスターの増資問題」なる記事です。

れを見ると、「ANAがエアアジアから完全に引き取ったLCCは、看板をピーチに衣替えして成田での事業を継続する見込み」とあります。

前に、私はblogでそういうことを予想していたので(この記事)、「やったー!」と思いましたが、ここですっごく恥ずかしい間違いをしでかしていることに気づきました。

例えば新会社名をピーチウエストなんかにして」と書いているんですよ。これは、ピーチイーストの間違い!! 西と東を間違えてたよ。赤っ恥。

ピーチイーストのほか、考えられる名前としては、ピーチネオとか、ピーチTOKYOとか(実際にはTOKYOじゃなくNARITAだけどさ)。

ともかく、面白い事態になってきた。さらに、エアアジア本体の方は楽天トラベルと提携して、日本再上陸を考えているとか。春秋航空のジャパン社も誕生するし。日本のLCCはこれから本番なのかも。




2013年7月24日水曜日

エアラインの付帯収入がどんどん増えてる!

世界の交通機関のいろいろなニュースを掲載しているSkiftで、エアラインの付帯収入に関する記事を見つけました。

付帯収入というのは、航空運賃以外でエアラインが得る収入のことで、機内販売とか、事前座席指定とか、バゲッジ取り扱いの手数料などが該当します。これに熱心なのがLCC。

LCCのチケットをネットで購入しようとすると、いろいろな選択肢を問われるよね。機内食はどうするんだ、事前に買うのか、機内で申し込むと高いよとか、保険もいっしょに入ろうとか、荷物は◯kg以上だとこれだけの料金を徴収するよ、事前に言っとかないと高くつくよとか、足元を伸ばせる席も選べるけど◯円別途かかるよ、とか。あれはみーんな運賃以外の収入を増やすため。付帯収入をいかに増やすかは、コストを抑え、運賃を安くしているLCCにとっては至上命題なのです。


この図を見ると、機内食も、機内エンタメ(プログラムをお金を出して買う形)も、事前座席指定や足元の広い席の予約、機内Wi-Fi、優先搭乗、空港でのラウンジ利用も、全部伸びてます。

ただし、機内Wi-Fiだけはちょっと伸びが鈍化している。これは、機内Wi-Fiが有料じゃなくて無料になるのが一般的になりつつあるから? だとしたらうれしいんだけど。

それから、機内食の利用は本当に多いことがよくわかりました。LCCは短距離路線が多いとはいえ、やはり機内ではちょっと小腹が空く。そういうときにはお金を出してでも何か食べたいと思うのが乗客の心情なんでしょう。

でも出発前に手続きしている人は少数派。チケットを買う時点では「安いのが一番」だと考え、予約しなかったけれど、いざ乗ってみるとお腹が空いちゃった!ほかの人が食べてるのを見ると自分も食べたい!ってカンジなんかも。うちのダンナさんがそのパターンだしw

2013年7月23日火曜日

成田は不当に扱われている!?

空ガールの方で、「乗客をミスリードする空港・市内から近い空港ランキング」の記事をまとめる際に思ったこと。

成田って不当に「遠い遠い」と言われすぎてない?

東京の中心部から成田までは約60km。ランキングでは第14位です。上には上がいっぱいあって100kmを超える空港もけっこうある。リムジンバスで東京駅から約1時間、京成日暮里駅からスカイアクセスを利用すれば40分。これって、他の大都市の空港と比べてもあまり遜色がない数字だよね。

バンコクだって1時間ぐらいはかかるし、台北の桃園空港もそれぐらいだ。クアラルンプールも確か同じ程度。そもそも大都市の空港なんて近いところには作れないから、遠いのはデフォルト。早くて便利な交通機関があればいいんだよね。

そういう意味では便利な交通手段が増えているのに、なーぜ成田にはいまだに「遠い」というイメージがびっちりとこびりついているのか。理由を私なりに考えてみました。

  1. スカイライナーやスカイアクセス、成田エクスプレスといった便利な交通機関がなかった昔のイメージがいまだ濃厚
  2. 運賃が高い
  3. 成田闘争や時間制限(午後11時から午前7時まで使用不可)といった負のイメージが強い
  4. 上野や日暮里といった成田へ便利に行ける交通機関の起点となる地域のイメージがあまり良くない
2については、いまは東京駅や銀座から格安バスが出ていて、片道1000円で行けるから、それを利用すれば、よその国と比べてもそう高いってほどではない。こういう情報が普及すれば、多少は違ってくるかも。

意外に影響ありそうだと思うのが4。東京の東側って西と比べるとださいイメージがありりませんか。垢抜けないというかオサレじゃないというか。私が住んでいるのも東側なので、実際それは感じます。だって、渋谷区とか目黒区とか杉並区とか、西側にはごろごろあるイイ感じのカフェとか少ないし、カフェやスイーツ、レストランガイドなんかを見ても、紹介される店はほとんど西側。人々の意識として「東京の中心」は西に置かれているんじゃないかな。

で、実際の距離や所要時間とは関係なく、イメージだけでいまだに「成田は遠い」と過大に言われているのでは。

この問題を解決するには
  1. 東側をもっと開発して、イメージを上げていく
  2. 成田空港は具体的な数字を武器に実際は遠くないんだとアピールする。
1を熱心にやれば、それなりの効果はが出る気がします。でもなあ、数字や客観的な事実だけでは人の心に植え着いたイメージって簡単には修正できない。スタート地点から「負」のイメージが付いちゃった成田はもうあきらめて、思い切って別のところに空港を建てるのも一つなんでは。世界の大都市はみんな複数の空港を持っているんだしさ、東京(首都圏)だってあと1つぐらいいけるでしょ。







2013年7月22日月曜日

旅してみたい場所

仕事に埋没して、ここ数日、ろくに外に出ていません。プレッシャーに押しつぶされそうなので、現実逃避で旅してみたい場所を挙げてみました。ほぼ順不同です。

1. ソコトラ島
インド洋に浮かぶイエメンの島。植生が極めてユニークで、独自の発展を遂げています。竜血樹が並ぶ様子はまるで異星! イエメンの首都サナアは8年前ぐらいにいって、とっても印象が良かったので、また行きたい。

これが竜血樹。ソコトラ島にしかありません。名前の由来は樹液が赤いから。

2. スーダン
白ナイルと青ナイルが交わる場所。遺跡と砂漠の両方を楽しめるなんてステキすぎる。本当は今年行っていたはずなんだが。でも諦めない。近いうちに絶対行こう。

3. ハンブルグ
いきなり国じゃなくて都市なのは、どうしてもここに行きたいスポットがあるから。それはミニチュア博物館。交通関連の展示をしていて、ミニチュア空港や飛行機の精巧な作りときたら!
これを見たら行かずにはいられませんっ!!

4.ミャンマー
ようやく民主化されたんだから、ここは一つ見てみたい。今年の年末には行けるかな?無理かな?行きたいな。

5. コスタリカ
治安が良くて、エコツーリズムが栄えていて、私好みのキャノピー(木と木の間をロープや吊り橋で渡る施設)が充実している国。まだ一度も足を踏み入れていない中南米には、まずこの国から!

こういう国ばっかり挙げるから「秘境好き」と思われるんだろうな。本当は普通にヨーロッパの国などにも行きたいのです。が! 旅行に行ける回数が限られるので、どうしても優先順位から行って、メジャーな国が後回しになるというわけ。旅行三昧の日々を送りたい。でもまずは目の前の仕事から片付けよう…。

2013年7月20日土曜日

格安ホテルが続々誕生!?

YOTELって知ってます? 日本的に言えば極めて簡易な簡易な、まあカプセルホテルのような宿泊施設。このYOTELを日本流にアレンジしたのがファーストキャビンだと言われています(って、取材したときに、先方がそう言っていた)。

ロンドン・ヒースローやアムステルダムの空港内にあるホテルで、安い、狭い、必要最小限の設備しかないのですが、空港乗り継ぎ客にはそれで十分だということで、人気を博しているホテルです。
 

これはヒースロー空港内のYOTEL


そのYOTELがシンガポールに誕生するんだって。でも完成は2018年だから5年も先。それがニュースになるのが面白い(記事はココです)。空港の外にYOTELができるのは、NYに次いでシンガポールが二番目。

空港内のYOTELよりも、広さ的にはちょっと大きくなるようで、ジムやプールもついてくるそうです。となると、ライバルはAir Asia系列のTune Hotelあたりでしょうか。

Tune Hotelの日本1号店は、那覇にオープンすると先日発表がありました。が、価格が高い。一人3700円。一室じゃあありません。一人でこの料金ってことは二人で7400円。これはいかにもな「日本価格」。アジアではTune Hotelは一室4000円弱だから、とっても高い。

物価をスライドして考えるにしても、もう少しこの価格なんとかならなかったんでしょうか。これじゃあAPAとか東横インに負けちゃうよ。日本に来ると、海外のお手頃ブランドが高めになっちゃうのは、ランコムしかり、メイベリンしかり。

ま、それはともかく、ホテル業界にもLCC的流れが加速している模様。選択肢が増えるのは大歓迎です。


2013年7月16日火曜日

ソウルでプライオリティパスの力を再確認

7月の3連休を利用してソウルに遊びに行っていました。


お天気に恵まれず、ずっと降ったりやんだりでしたが、それでも歩いて食べたり買い物したり食べたり歩いたり(以下繰り返す)で、良い骨休めになりました。

今回はエアアジアのバーゲンチケットで行ったのですが、帰りのインチョン空港ではラウンジでまったり。というのもプライオリティパスを持っているから。

成田というのは本当にけちな空港で、出国後にプライオリティパスを使えるまともなラウンジが1タミの大韓航空だけなんですが、その点はインチョンは太っ腹だ。大韓航空やアシアナのラウンジも使えちゃうもんね(ほかにもいくつも使えます、選択肢が多いの)。

で、今回はエアアジアの出発ゲート(117番)に近い119番付近にあるアシアナのラウンジを利用しました。

もうこれが快適そのもの。シックなインテリアでまとめられていて、広いし、とにかくゆったり。食事類は、ナッツやプレッツェル、ポテトチップといったスナック以外にはサラダ、サンドイッチ、数種類のデリ、あとはお酒、珈琲、紅茶といった一般的なラインナップでしたが、私的にはくつろげるのが何より。




インテリアとしてグランドピアノまで置いてありました。
おそらく日本を除く世界の空港ではほとんどちゃんとしたラウンジが使える便利なプライオリティパスについては、こちらの記事で紹介しています。年に何回も旅行している人、空港でゆっくり過ごしたい人には会費分(年10,500円)の価値あり!です。

エアアジアXがバンコクー羽田線を開く?

エアアジアXが新路線を発表するそうです。

大方の予想によれば、それは羽田-バンコク路線。この秋には発表になるらしい。
ホントかな。

でもこれが現実だとすればすごーく朗報です。
もう3年ほど前になりますが、エアアジアXのクアラルンプール-羽田を利用して、非常に安く快適だったので、もう一路線ぐらい増えたらいいのに…とずっと考えていたからです。
もし秋に発表になるとすれば、オープニング価格で安くなるに違いない。これは絶対に狙い目!!

タイから日本への観光客は大幅に増えていて、タイ航空は今年の冬ダイヤから成田-バンコク線はA380を1日2往復体制にし、新千歳-バンコク線は機材をより大型に(A330-300→B777-300)、関空-バンコク線にもA380を飛ばすと発表しています。

要するにタイへの訪日客がすごい勢いで増えているんですね。近所の秋葉原でもタイ語を耳にする機会がめっぽう増えて来ているし。バンコクがぐっと近くなりそうで、タイ好きの私にはうれしい限り。どうかタイにもう政変など起きませんように。



2013年7月11日木曜日

2年後のワタシ

明日からソウルです。なのに仕事が終わらない。自業自得なんだけれど終わらない。多分、明日の朝もやっている。向うでもやっている。悲しいけどそれが現実。受け止めよう。

でも、海外でも仕事ができるということは、自分の夢が夢では終わらない可能性も高いということだ。

こういうことは、口に出したり記録に残しておいた方が実現の可能性が高まると思うので、ここに書いちゃいますが、私は以前から、海外を移動しながら仕事をしたいと思ってました。これはうちのダンナさんの夢でもあり、二人が共有している「こうありたい生活」でもあります。いまみたいに「ノマド」的ワーキングスタイルがもてはやされるずっと前からね。言葉とか食文化とか物価などを考えると一番現実的なのはアジア圏の移動。今日はタイ、半年後はマレーシア、その後はベトナムみたいな移動です。

仕事をリタイアしてから海外に暮らしたり、移動したりするのではなく、現役の今のうちに実践に移したい。体力があるうちに実現にこぎつけたい。

問題は、どうやって収入を得ていくかです。私はライターで、取材先はほぼほぼ首都圏集中。取引先であり、打ち合わせなども多い出版社も同様です。

現地で仕事を得る方法もなくはないけど、邦人向けのフリーペーパーや情報サイトの仕事だと得られる金額はそう多くない。やはり理想的なのは、日本の会社の仕事を海外でするというパターンでしょう。

海外に居住しながら(動きながら)どうやって仕事を取っていくか、いまは模索している段階です。skypeを使った取材なのか、現地(アジア)に進出した企業の取材を現地でするのか、あるいは2ヶ月に一度ぐらい日本に戻ってきたときに取材を固め打ちするのか。それともネットを使ったビジネスになるのか。「海外を動くこと自体」が仕事につながるように持っていくのか。

考えなければならないことが山積みです。でも、大事なのは考えて考えて考えて考えて、行動に(少しでも)移すことだ。できれば2年後には実現させたい。そう思っているぐらいでないと、いつまでたっても無理だから。さあ、2年後のワタシはどんな気持ちでこの文章を読むのでしょうか。


2013年7月8日月曜日

年末はどうする

旅行好きならもう年末の旅行について、あれこれプランを巡らせているはず。いや、もう予約しちゃったって人も多いかな。

当然私もあれこれ考えておりますが、いまの最有力候補は、LCCをいっぱいいっぱい乗り継いで、アジアを回ること。できれば新年はシェムリアップ(つまりアンコールワット)で送りたい。

となると、ルートはこうかな。

成田-(ジェットスター)-マニラ-(セブ・パシフィック)-クアラルンプール-(マリンドエア)-香港-(ピーチ)-関空-(エアアジアの新会社?)-成田

5つのエアラインに乗る旅。疲れに行くようなものですがこれが私にはたまりません。11月以降のエアアジアジャパンがどうなるのかにもよりますが、成田-関空がなくなることはない、と見ています。

でも、しばらくしたらまた気が変わりそう。こうしてプランを立てる時って本当に楽しい。



2013年7月6日土曜日

LCCへの苦情って

国民生活センターにLCCへの苦情が多数寄せられているとか。

このページを見ると、ああ、なんだか日本の消費者を相手にするLCCってほんとに大変!とつくづく思います。

主な相談事例は以下の通り。
  1. 最終確認画面がない
  2. 予約画面の初期設定によって選択を誤りやすい
  3. 利用できない組み合わせの便を候補として提示された
  4. 運賃以外に必要な費用もきちんと表示すべき
  5. 航空会社事由の時刻変更によるキャンセルで、返金に約款にない条件を付けられた
「価格が安いから」「ある程度の不備は仕方ないでしょ」と絶対に考えないのが日本の消費者。安いモノにもそれなりの質やサービスを要求する私たち。外資のLCCが苦労するのもしかたがないけど、それを乗り越えていかなくては日本の市場は開拓できない。でも、日本向けにローカライズすればコストがかかる。日本向けの高水準サービスはよその国では求められてないもんね。同情するよ。その点、ピーチはガラパゴス化したLCCといえるのかもしれません。

笑っちゃったのが、国民生活センターからのアドバイス。

  1. 予約に先立ち、約款や利用案内について従来の航空会社との違いを確認する
  2. 運賃以外に必要な費用を確認する
  3. 移動全体の面から他の交通機関とも比較検討する
  4. 時間に余裕を持って空港に向かう
  5. トラブルが起きたら消費者センターに相談する
確かに。1〜4を守っていたら、先の問題のほとんどは解決できる。LCCの使い方早くこの国全体に浸透してほしいです。


2013年7月4日木曜日

空港に望む機能

空港は楽しい!

といつも思っている私ですが、現状の空港に満足しているわけではありません。あれもほしい、これもほしい。こんな施設やあんな機能も設けてほしいと考えています。

イギリスの大手航空リサーチ会社、Skyscannerが私のような旅行者にリサーチした「空港に望みたい機能」調査。ちょっとおもしろかったので、以下、紹介します。

1. 映画 49%

2. 仮眠できるスペース 36%


3. 図書室 32%

4. 公園 31%

5. 化粧室 30%

6. 子供の遊び場 21%

7. プール 20%

8. ジム 15%


9. 人工海岸 12%

10. 自転車 11%



1〜3はよくわかる。私もそう思うもんね。4〜6もそうでしょうとも。求める人は多いでしょう。香港の空港にはIMAXシアターがありますが、ああした空港はこれから増えそう。


2については、以前、空ガールのこの記事で紹介したアブダビの空港のコレがどんぴしゃの機能ってことでしょうか。でも、私はもうちょっとちゃんとした空間がいいな。ファーストキャビンみたいな。

わからんのは7と9。白人はほんとにプールが好きだよね。泳ぐというより、日光浴が。ホテルに行くと、いつもトドのように寝そべっている白人たち。なんだろうな。体が根本から日光を欲しているんでしょうか(タイでは、「お日様の下をわざわざ歩くのは犬と白人ぐらい」などと言われてました)。

日本人を対象にこうした調査を実施したらどんな結果が出るのかな。とりあえず、9はないような気がします。




2013年7月2日火曜日

アシアナが中央アジアに飛んでいるワケ

前回の記事で、フィリピンのLCCのルートマップから「フィリピンの出稼ぎ事情」が透けて見えるって書きましたが、アシアナの就航都市からも興味深い背景がうかがえます。


これはアシアナのルートマップ。ちょっとわかりづらいですが、中央アジアのアルマトイ(カザフスタンの首都)とタシケント(ウズベキスタンの首都)に飛んでいます。

これってなんだか唐突というか、不思議じゃないですか。どうして中央アジア? なぜこの2つの都市なの?

私は7,8年前にタシケントを旅行したことがあるんですが、市民として暮らしている韓国人が多いことに驚きました。市場にはキムチがたくさん並んでいるし、なんでだろうと、思ったら、スターリン時代にたくさんの韓国人が「革命的労働者」として中央アジアに強制連行された歴史があるんですね(ひどい話だ)。ソ連崩壊後も、ずっと現地に多くの韓国人が住み続けていて、そのネットワークで韓国企業も多数中央アジアに進出しています。こういう事情で、アシアナが中央アジアの2都市に飛行機を飛ばしているわけなのです。

ブリティッシュ・エアウェイズが世界一就航都市が多いのだって、植民地の宗主国として栄華を極めた「大英帝国」の名残だし。ルートマップって興味深いよ。

2013年7月1日月曜日

LCCのルートマップを眺めてわかること

本サイト(空ガール)の方で、LCCのルートマップのリンク集を作りました。まずはアジア(+オセアニア編)から。

これを作る過程で、改めて各社のルートマップを眺めてみたのですが、面白かったのがフィリピンのLCCの路線図。


これは、Spirit of ManilaというLCCの路線図なんですが、なんだかやけに中東の就航都市が多いと思いませんか。LCCとしては長距離だよね。ドバイにドーハ、バーレーン、クウェート。

なぜ??と思って気が付きました。これって出稼ぎ路線なんだ(おそらく)。

フィリピンの女性は世界に出稼ぎに行っています。アジアでは香港、そして中東の大都市。実際、ドーハに行ったときにそういう家政婦さん連れのファミリーを見かけました。香港はいわずもがな。毎週、日曜日になるとお休みをもらった「アマ」と呼ばれるフィリピン人のヘルパーさんが香港の町中に繰り出して、楽しそうにおしゃべりしている光景はお馴染みです。

家政婦さんだけでなく看護師、介護士など、ヘルパーさん系の仕事で出稼ぎに行く人の仕送りがフィリピン経済を支えています。彼女たちにとっては安いLCCはありがたい帰省手段に違いない。LCCは世界を密に安価に結んでいるんだ、と実感しました。これだからルートマップって面白い!




2013年6月28日金曜日

エアライン、続々誕生@東南アジア

エアアジアジャパンは日本から姿を消すことになったけど、東南アジアには日々(というと大げさか)新しいエアラインが誕生しています。

注)消えるのはエアアジアの日本法人ね。エアアジアのブランドがまた日本に進出する可能性はあります。


例えば、インドネアシアのLCC、ライオンエアが新しく作ったバティックエア。これ、LCCじゃなくて、フルサービスのエアラインなんですね。カンタス→ジェットスター、ANA→エアアジアジャパンやピーチ、みたいに、フルサービスのレガシーキャリアがLCCを作る流れはすでにあるけど、LCC→フルサービスという流れは珍しいのでは?


バティックという名前にふさわしく塗装もバティック。


マリンドエアというのもありますね。またしてもライオンエアが作ったエアラインで、マレーシア拠点のLCCです。でも、ビジネスクラスも用意しています。スクートっぽいLCCと考えればいいのでしょうか。

これはマリンドエアの路線図、こういうのを見るのは大好き。クアラルンプールからバンコク、香港、深セン、ハノイ、ホーチミンにも飛んでます。


ゴールデン・ミャンマー・エアラインズってのもありました。ミャンマーのLCCです。
タイやラオスよりもさらに文字が丸っこくて可愛い。

 路線図を見ると、実線と点線の2種類あり。点線は予定かなと思ったら、ヤンゴン− バンコク路線はもうスタートしてました。ちゃんと修正しようよ。香港、クアラルンプールはこれからのようですね。

もしヤンゴン-香港線が就航になったら、日本ー香港ーヤンゴンーシンガポールー日本のルートで、ぜーんぶ違うLCCを使って周遊をしてみたいと思います。でも安全性はちょっと気になる。経過観察が必要かな。

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と、ここまで書いたところで、ベトナムのベトジェットがタイで合弁企業タイベトジェットエアを設立するというニュースを目にしました。それから、スクートが成田-シンガポール直行便を飛ばすというニュースも。しかも羽田-シンガポールも検討中とか。

ベトジェットに話を戻すと、CAが機内で水着になってサービスをしたかどで、ベトナムの航空当局からお叱りを受けたという筋金入りのLCC。記事によると、カンボジアやラオス、ミャンマーでも同様の合弁会社設立に向けて動くとか。東南アジアの移動度がますます増すってことですよ。楽しみです。

2013年6月27日木曜日

LCC、これからのシナリオ

すでに報道されているように、エアアジアジャパンが全株式をANAホールディングスに売却し、ANAとの合弁を解消することになりました。10月31日まではこれまで通りエアアジアジャパンとして運行しますが、11月からの予定は未定。

ANAでは、「日本のおもてなしの心」を打ち出したまったく新しいLCCをスタートするとしています。しかし、いまから準備して果たして11月までに間に合うのかな。

一部では、同じANAグループの傘下にあり、関空ベースで事業を展開しているピーチが引き継ぐとも報道されていますが、「これはないだろ」というのが私の見方。以下、理由です。

  • 成田空港は制約が多すぎて、そもそもLCCの拠点としてふさわしくない。どこがやっても黒字化は難しそう。今度新たに作るLCC専用ターミナルも建設費がかかりそうな仕様だし、これでは使用料も高いでしょ。
  • ピーチは24時間運用可能な空港を拠点にする主義。関空しかり、那覇空港しかり。
  • まだ単年度黒字化も果たしていないピーチがわざわざ重荷を背負い込むとは思えない。

ピーチへのANAの出資比率は39%。子会社ではない(連結対象ではない)し、ANAが「頼むよ」と言ったところで、ピーチ側がそれを受ける義務もないし、その気もまったくないでしょうと思うのです。成田に就航するとはいっても、それは成田をベースにするというのではなく、関空からの就航都市の一つであるだけ。ピーチにとって成田は札幌や福岡と同じ位置づけなんだよね。
ピーチがエアアジア・ジャパンの事業を引き継ぐなんて、本当にあり得る?

以上は私の勝手な見方です。大人の事情でどう動くかわからないのがビジネスの世界ですからね。一寸先は闇。もう少ししてから「あれれ、読みが違ってた」なんてことも大いにありうる。その場合は、いまから誤っておきます。「読みがはずれてすみません」。

ピーチがやらないとすれば、ANAがどんな風に新しいLCCを立ち上げるのか、興味津々ですが、レガシーキャリアが手を出して(しっかり関与して)成功した例がないのがLCC。ピーチはANAとは関係なくLCCのビジネスモデルを構築したのが幸いしたけど、ANAがやってうまくいくかね?「日本のおもてなし」って言ってますが、それは「コスト高」と同意語じゃん。いまから心配になっちゃうよ。

ただし、ANAがエアアジアとの提携を通してLCCのノウハウをしっかり吸収したのだとすれば、それはそれで面白い。準備期間が短すぎる気がするけれど、実は合併解消をもっと前から見越して着々と準備をしているのであれば、ANAはすごい(腹黒いという意味で)。エアアジアは立つ瀬がないけど。

あるいはこういうシナリオも考えられるな。LCCのブランド名としてはピーチが断然先行しています。知名度は高いし、なんとなく「日本生まれのピーチはやっぱりさすがだよね」「Made in JapanのLCCを応援しよう」みたいなナショナリズム的空気もあるから、この流れを生かし、例えば新会社名をピーチウエストピーチイースト*なんかにして、「前とは違うよ。日本向けにローカライズしたLCCでっせ」とアピールするとかね。うん、この方が現実味がある気がしてきた。せっかくピーチブランドを生かさない手はない。
   *最初に「ピーチウエスト」なんて書いちゃったけど、西と東を間違えてました。ああ、 恥ずかしい!! 訂正しました。2013.7.25

ま、うまくいくかどうかは別ですよ。ピーチは関空拠点がビジネスモデルの根幹だから、その手法をそのまま成田に移植するのはきついでしょう。でも、とりあえずは「ピーチだ」ってことでスタートは切りやすいはず。

日本のマーケットをあきらめきれないエアアジアはというと、別の出資先を模索している様子です。日本には、外資は単独で進出できないので、出資金の50%以上を出してくれる提携先を探さなくてはなりません。相手はイオンとかだったら面白いんだけどなあ。

もっとも、エアアジア・ジャパンが不首尾に終わったのは、エアアジア本社が自分ところのシステムや流儀に固執したため。ジャパン社に方に聞くと、改善要求を出してもエアアジア本社に迅速に対応してもらえなかったとか。外資にありがちな話です。そこのところを改善し、うるさい消費者が滅茶苦茶多い日本向けにある程度は手を入れていかないと、新たに乗り込んでも成功の芽はなさそう。

それから春秋航空日本の動向も気になります。B737-800を22機導入したというではないですか。報じられている「成田ー広島、高松、熊本」路線だけでこの数は多すぎる。路線網をどう拡充していくのか、こっちからも目が離せない。わくわくするなあ。こんな時代に遭遇できて幸せです。







2013年6月26日水曜日

なぜロシア?

このblogのページビューの国別閲覧者を見てみると、一番多いのが日本。これは当たり前です。

でも次がびっくり。ロシアなんです。なぜロシア?
2番目がアメリカで、その次はポルトガル、ドイツ、カーボベルデ、スイス…の順です。
なんかものすごくいびつというか面白い構成だよね。

カーボベルデなんて大西洋に浮かぶ、元ポルトガル領の島ですよ(実はかねてから行ってみたいと思っている。太平洋じゃなくて、大西洋の島なんてそんなにないし)。場所はココ↓
wikiから持ってきた画像ですが、わかるでしょうか。真ん中の円で囲んであるところ、これがカーボベルデ。ここにいらっしゃる日本人が見てくれたのでしょうか。ありがたいことです。

そしてロシア!! 行ったことはないのですが、もうじきお友達のchloeさんが旅行に行かれるとのこと。私は黒海沿岸のオデッサからトルコに船で行くーなどというルートを夢に見ております。いつか必ず。身近な人が旅立つし、読者もいるしで、なんだか急に親近感が湧いてきた。行く日は近い!?かもしれません。

マップトートが可愛い

旅が大好きなので、以下のモチーフにとことん弱いです。

  • 飛行機
  • 地図
  • 切手
  • 消印
そんな私が「これは見逃せないかも」と相当に食指が動いたのが、maptoteなるアメリカのサイトの商品です。地図柄のトートバッグやポーチ、バンダナなどを販売しているのですが、この地図がすごく可愛い。洒落ている。

香港の地図柄のトートバッグなんて、コレですよ。
価格は$17。高くはないけど安くもない。海外からの注文にも対応してます。たたむと小さくなるのでおそらく送料はそんなにはしないでしょう。はて、どうしようか。日本でもバーニーズやトゥモローランドに置いてあるようですが、多分品揃えは限定的だろうしなあ。うーん。仕事が一段落したら考えよう。

追記)今日(6/26)に、有楽町のLOFTに行ったら、マップトートが置いてありました。といってもマンハッタンとブルックリンの2種類のみ。値段は2700円(だったと思う)。生地が思ったよりも厚手で丈夫そうな印象を受けました。NYもいいけど、買うならやっぱり私は香港!

2013年6月24日月曜日

台湾はWiFi天国

台湾のWiFI環境が世界の中でもかなり先端を走っていることは知ってたけれど、旅行客にとっても「天国」なんだね。

台湾政府は、2011年にWiFi環境に力を入れ始め、いま旅行者向けに全国に4400ヶ所設けているそうです。題して「iTaiwan(愛台湾)」サービス。主な観光スポットはもちろんのこと、交通機関のハブ、文化施設、役所などなどすべてトータルでこの数。使える場所には、「iTaiwan(愛台湾)」マークのステッカーが貼られている模様。


旅行者がどうやったらこのWiFiスポットを利用できるかというと、空港内の観光局や全国各地の旅客サービスセンターにてパスポートを提示すれば、アカウントを取るだけ。窓口に行かなきゃならないのは面倒だけど、一度の手間で済むならそれは便利だ。

台湾はSIMカードを利用しやすい国だと思うけど、こちらは無料。行ったらぜひとも利用せねば。

2013年6月23日日曜日

パッキング術を雑誌で紹介しました

この雑誌、知ってます?

NHKのTV番組「すてきにハンドメイド」のテキストです。私は番組があることもテキストがあることも知らなんだ。私がこの世の何よりも苦手とするのが手芸。針仕事もミシン仕事も編み物も大嫌いというか、向こうに憎まれていると思う。家庭科の宿題はすべて母親に丸投げという女なので、取材依頼が来た時にはたまげましたが、テーマは「暮らしのQ&Aコーナーの旅行のパッキング術」。読者からの質問にお答えするという内容です。お、それだったらということでお受けして、自分なりのノウハウ(というほどではないが)を提供しました。

編集者がとりとめのない話をしっかりまとめてくれて、出来上がったのがこの記事です。

内容としてはーー
  • コーディネートを考えて服を決める
  • 洋服の丸め方とたため方をちょっと工夫してスペースを最大限に活かす
  • 「これは使うかも」と迷うモノはカット
  • 靴の空き箱や養生テープは使えるよ
  • 乾燥機用柔軟剤シートはスグレモノ
  • 機内ではパンツよりもスカートの方が何かと楽
  • 一泊分の最小限の荷物は手荷物に入れておこう
など。参考になればうれしいです。

しかし、この雑誌、型紙もついてるのね。で、編集部は間違いがないか一応確認作業を行なっているとか。尊敬します!!こういう機会がなかったら一生に目にすることも手にすることもなかったであろう雑誌。家宝にしよう。

お願いして、私の名前とサイト名、URLも出してもらいました。 パッキングのページとサイト名紹介の欄が別になっているのはご愛嬌。雑誌のルールなので仕方ない。でも、うれしいです。





2013年6月22日土曜日

Pricelineの逆オークションでソウルのホテルを予約しました

7月にソウルに行きます。

でもまだホテルを取っていない。お友達からココがいいよ、とオススメされたホテルがあってその気になっていたのですが、私の中に流れる「博打打ちの血」が騒いでしまい、ついついPricelineの逆オークションシステムを使って、ホテルを予約してしまいました。


 Pricelineというのは、航空券やホテル、レンタカーのECサイト。普通の予約サイトのようにも使えますが、一番のウリというか特長は、 自分の希望する金額を提示して、その金額で商品を購入できる逆オークションシステム(NYOP:Name Your Own Price)があること。

これがNYOPの画面。やり方は簡単なんだけど、見つかるかどうかは条件次第。
このおじさん、俳優のウイリアム・シャトナーに似ていると思ったら本人でした。

手順は簡単です。
  • 旅行先、エリア、ホテルのランク(1〜5つ星)を選択して、1泊の希望価格を設定する
  • 希望価格に合致するホテルが見つかると、取引成立
  • クレジットカードから料金が引き落とされ、ホテル名などの情報がメールで届く
  • ただし、キャンセルや変更、拒否は不可
どこのホテルになるのか、取引が成立するまでわかんないというギャンブル型取引です。最初は5つ星で$80以下という無謀な設定だったので、当然見つかるはずもなく、$90にあげてもダメ。このへんで辞めておけばよかったのですが、ついつい熱くなり調子に乗って$100で設定。それでも合致するところナシ。じゃあ4つ星まで入れたらどうよ!とむきになってチャレンジしたら無事成立となりました。

で、気になるホテルですが…。
落札したのは、ラマダソウル東大門。コンドミニアムホテルで4つ星。部屋はわりと広めのようなんですが、部屋のタイプがスーペリアなのかデラックスなのか、当日行かねばわかりません。これも博打だ。

ちなみにこのホテル、通常ですと1泊1万3000円ぐらいします。$100だったら安いじゃん、と思うでしょ。でも違うんですよ。実はTaxes & Feesが別途かかるの。合計$371。なんだ、これだったら通常の予約サイトで予約してもたいして違わないじゃん。ワタクシ、やらかしてしまったのかも。

でもまあ、落札できるのか、ホテルはどこなのかがわかるまで、日常では味わえないスリルとサスペンスを味わえました。このドキドキ代も込みだったりしてね。ともかくホテルはこれで決まり。あとは成田への足だな。


2013年6月21日金曜日

サウスウエストの特別塗装機「ペンギン・ワン」が良いカンジ

元祖LCCのサウスウエスト航空が、フロリダにあるシーワールド・パークス&エンターテイメントとのパートナー25周年を記念して、特別塗装機「ワン(One)」シリーズ「ペンギン・ワン」を発表しました。

自称ペンギン博士の私には見逃せません。描いてあるのはジェンツーペンギン。


こっちが動画。ペンギン塗装の飛行機が飛び立っていく映像はとってもgood。

でも気になることが一つ。動画に水族館の飼育員がペンギンを抱いて登場してますが、抱えているのがジェンツーじゃない。これはマゼランペンギンだ! ちゃんと塗装に合わせようよ。マゼランも可愛いけどね。

注)iPhoneiPadで見るとなぜか動画が反映されない。その場合は、こちらをどうぞ。


次はぜひイワトビペンギンかケープペンギンでやっていただきたい←お気に入りのペンギンです。

クロアチアの動画が美しい!

先月クロアチアを2週間にわたって旅行した友人のコメント。

「素晴らしい」

その一言だったそうです。いろいろな国に無茶苦茶たくさん旅行している彼女が言うんだからさぞや素晴らしいのでしょう。と思っていたら、こんな動画がありました。7月1日のEU加盟を記念しての動画です。

 iPhoneやiPadでは見られない場合もあるみたいなので、その場合はこちらをどうぞ。


今でもヨーロッパからの観光客が多いクロアチア。EUに加盟すれば、その流れによりいっそう拍車がかかりそう。見どころがたくさんありそうなので、やはり2週間ぐらいは使って回りたいなあ。

どうもblog表示がうまくいかない

いま、空ガールのサイトで、このblogのフィード表示をさせているのですが、これがどうにもこうにも不安定で悲しいです。Google  ChromeやSafariのブラウザでは問題ないのに、どうやらFirefoxとの相性が最悪。

空ガールで「空旅日記」のメニューをクリックして、記事を読もうとすると、けっこうな確率でエラー表示されるのです。おまけに記事の下のほうが途中で切れちゃっているし。

なんとか解決できないものかと考えていたら、Wix(私がサイト作成に利用しているクラウド型のホームページ作成サービス) がいまWix blogを開発中とか。このアプリが導入されると、エディタ画面の[追加]セクションから、blogをWixサイトに追加できるらしい。

早く早く早く早く実現させて。待ち遠しくてなりません。それまでは仕方ない、我慢するけどできるだけサーバエラーはなくしてほしいよ。

2013年6月18日火曜日

特典航空券でニュージーランド&クック諸島行きをget!

来年のGW。前の記事でも書きましたが、希望通り、ユナイテッドで貯めたマイルを使って、ニュージーランド&クック諸島行きの特典航空券を手配できました。行きも帰りも利用するのはニュージーランド航空(NZ)のビジネスクラス。詳しく言うと、今回の特典航空券のルートは以下の通り。


  • 往路  成田ーオークランドーラロトンガ(クック諸島)
  • 復路  ナディ(フィジー)ーオークランドー成田
ちなみにこの図はGreat Circle Mapperで作りました。ココで紹介しています。とっても楽しいよ。


なんで、こういうへんてこなルートにしたのよ。そう思うよね。私も思うよ…。でもこれにはちゃんとしたワケがあるのだ。
  • クック諸島には絶対行きたい
  • でも、ニュージーランドにも滞在したい
  • せっかくなので、ニュージーランド航空以外のエアラインにも乗ってみたい
  • 利用マイル数は抑えたい
この理由を満たしたルートが上記、というわけ。

成田ークック諸島だけの単純往復にすると、経由地のニュージーランドでは途中降機できない。つまり素通り。それではあんまりつまらない。だったら、inとoutのルートを変えよう。フィジーだったら便数も多いし、エア・パシフィックも飛んでいて安くて便利そう。よし、ラロトンガーオークランドーナディ間はヴァージン・オーストラリアとかエア・パシフィックを手配して飛んじゃえと、このルートにしました。

ちゃんとまとめるとーー。
  • 成田ーオークランド(経由)ーラロトンガ(滞在)  NZ利用
  • ラロトンガーオークランド(滞在)  多分、ヴァージン・オーストラリア
  • オークランドーナディ(滞在) エア・パシフィック
  • ナディーオークランド(経由)ー成田 

UAのマイレージプラスの設定では、日本からニュージーランド経由でオセアニア(クック諸島やフィジーなど)に行くと、特典航空券の片道必要マイル数はビジネスで2万マイル、エコノミーで1万2500マイル必要なのに、日本からニュージーランドまでだとビジネスで2万5000マイル、エコノミーで1万7500マイルかかります。そう、ニュージーランドを経由して遠くに行くほうが必要マイル数が少ないのです。詳しくはココ参照。

ま、 ラロトンガーオークランドーナディを自腹を切って飛ぶわけだから、その分費用がかかるっちゃあかかるんですが、ニュージランドだけに行くよりは往復で1万マイル少なく済むわけだし、クック諸島や他のエアラインも楽しめるぞ、と。

つくづく奇特というか物好きというか酔狂というか、全部か。でもいいの。あと11ヶ月後の旅行がいまから楽しみで仕方がない。

ちなみに、特典航空券はネットで取りました。UAの本拠地はシカゴなので、日本時間の午後2時に画面が切り替わります。この時間を狙うと確率が上がりそう。もちろん電話でもOKです。

blog新スタート

今日からblogをこちらに移動しました。
で、Sora GIrlのサイトにもはめこんでいます。

今までのSora GIrlは海外の旅行雑誌や航空関連期間の記事やデータがメインでした。オリジナルの記事を増やしたいと思いつつ、なかなかかなわず、どうしても二次情報が中心になっていました。

で、考えました。オリジナルの記事を増やすには、blog「空旅日記」で書いていたような内容を入れていけばいいのではないかと。「この雑誌ではこうだよ」「こんなデータが出ているよ」という情報もいいけれど、「私はこう思う」「私はこんな風に旅行している」「計画を練っている」という記事ももっと出していこうと思ったわけです。それこそがオリジナルの記事なわけだし。いつも、サイトとblogをどう切り分けていこうか、オリジナルをどう増やすべきか、悩んでましたが、もう分けるのはやめ! blogはサイトの中の一つの記事として扱うつもり。

ということでこれからもよろしくお願いします。

2013年5月25日土曜日

来年のGW

鬼が笑いそうな話ですが、来年のGW、私、ニュージーランドに出かけます。正確に言うと、ニュージーランドとクック諸島。

去年の南アフリカに続いて、二度目の南半球への旅。楽しみです。


利用するのはもちろんニュージーランド航空。実は特典航空券を取ったのだ。でもまだ往路だけ。復路の予約も忘れないようにしなくちゃ。

ビーチリゾートにはとんと興味がないワタクシですが、とびきりの美しい海やサンゴ礁を見てみたいという夢はかねてからありまして。それを遂にかなえるというわけです。

 ここに行くんだもんね、アイツタキ。

2013年5月20日月曜日

好きな名前のエアライン

ノルウェーに新しい航空会社が誕生しました。
その名も、FLYNONSTOP

オスロからパリやロンドン、ベルリン、バルセロナなどヨーロッパのいくつかの都市に就航しているだけの小さなエアラインですが、名前がわかりやすいのが何より。

このほか、私が気に入っているエアラインの名前を挙げるとーー

Indi Go(語呂合わせが好み)
Spice Jet(匂ってきそう)
Fly Mango(美味しそう)

Indi GOとSpice Jetはともにインドのエアライン。感性が合うのでしょうか。

ロゴで気に入っているというか注目しているのは、Fly Niki。オーストリアのエアラインですが、ロゴときたらまるでキットカット。


 わざとだよね?